放送作家・漫才作家 村瀬健

              
関西大学・法学部を卒業後、関西を中心に作家活動を開始。『爆笑レッドカーペット』『キングオブコント』『エンタの神様』など、テレビやラジオの構成・ブレーンに放送作家として参加。指導した芸人は2000組を超え、自身の目で見てきた芸人の「話術」と「世渡り術」を体系化し、2010年の出版を機に講演活動を開始。講演研修回数は、毎年150回を超える。著書に『最強のコミュニケーション ツッコミ術』『西由比ヶ浜駅の神様』など。
 



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雑談のポイント②共通点を探りながら話す

 

雑談のポイント2つ目は、「相手との共通点を探りながら話す」です。


犬を散歩させている人同士が出会うと、初対面にもかかわらず、会話が弾みます。犬を飼っている、という共通点が目に見える形で示されているので、犬について色々と聞けるわけです。

 

雑談力を高めるために、相手との共通点を探りながら話すことを意識しましょう。

 

 

すぐに打ち解けられる共通点は、趣味、出身地、○○

 

相手と、すぐに打ち解けられるオススメの共通点が、3つあります。


まず、趣味です。

ゴルフ、釣り、映画鑑賞――。「自分の好きなもの」が一致すれば、それをテーマに長時間話せます。好きなものが一致しているので、「今度、一緒にゴルフどうですか?」という展開にも持ち込めますからね。


次にオススメなのが、出身地です。

生まれ故郷が一緒だと、もうそれだけで打ち解けられますよね。出身地にかぎらず、「今住んでいる」や、「住んでいたことがある」でも大丈夫です。相手の出身地が名古屋だった場合、「学生時代に名古屋に住んでいました」や、「妻の出身地が名古屋なんです」でもOK。自分の産まれた場所にゆかりがある人には親近感を覚えるので、「去年、出張で名古屋に行きました。名古屋は、ご飯がおいしいですよね!」などと、多少強引でも口にしましょう。


このように、趣味や出身地が一緒だと、あっという間に相手と距離を縮められます。ですが、趣味や出身地を上回る、それこそ一瞬で打ち解けられる共通点が存在しているのです。


それは・・・

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