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大阪経営クリニック株式会社は、事業者様向けに、従業員が自ら考え行動できる力を育てる「自律型人材育成研修」をはじめとした、人材育成支援を行っている会社です。代表の三好が、中小企業が研修への投資をどう考えればよいか、というテーマでお伝えします。

 

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大阪経営クリニック株式会社(だいしんシェアオフィス会員)

 

「研修、大事なのはわかっていても後回しになってしまう」—その感覚は自然なことです

「研修は必要だとわかっている。でも、今じゃない」—そう感じたことのある経営者様は、少なくないのではないでしょうか。実際、これまで多くの中小企業の経営者様から、同じお悩みを伺ってきました。

 

日々の業務で手一杯で、研修に人を割く余裕がない。頑張って時間を確保しても、本当に成果につながるのか確信が持てない。「教育なら日々の仕事の中(OJT)でもできるのでは」という声もよく耳にします。少人数の会社であればあるほど、一人が抜けることの負担も大きく、研修への投資は後回しになりがちです。

 

こうした感覚は、決して間違いではありません。実際、研修をすれば必ず成果が出るわけではないのも事実です。ただし、「社内で育てられること」と「外部でなければ育たないこと」を切り分け、自社に必要なポイントをしっかり押さえて選べば、限られた時間とコストでも、投資以上の効果を引き出すことができます。今回は、その選び方についてお伝えします。

 

 

社内で育てられること、外部でなければ育たないこと

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まず、社内の教育で育成すべき内容と、外部の力を借りた方がよい内容を整理してみましょう。

 

 

業務知識は、社内のOJTで十分に育つ

自社の業務ノウハウ、独自ルール、昇格試験の対策といった「会社にひもづく知識」は、基本的に社内のOJTや先輩からの指導で十分な育成が可能です。実際、こうした内容までわざわざ外部研修に頼る必要はありません。

 

 

知識系にも、外部の力が必要な例外がある

なお、知識系の中にも例外はあります。例えば資格取得のための研修(簿記、衛生管理者などの資格試験対策)や、法改正に対応するための専門知識(インボイス制度や労働関連法の改正対応など)は、社内に十分なノウハウがないケースが多く、外部の力を借りた方が効率的です。

 

 

本当に外部の力が必要なのは、「思考力」と「意識・行動の変革」

一方、論理的思考力やコミュニケーション力、当事者意識・視座の変化といった「思考や行動の変革に関わる力」は、社内の知見だけでは伸ばしにくい領域です。同じ環境・同じメンバーの中だけでは、新しい視点や気づきが生まれにくいためです。ここに、研修という外部の力を活用する本質的な意味があります。

 

 

「本や動画で十分では?」に答えます

やる気があれば独学でも学べるのに、なぜわざわざ研修という場が必要なのでしょうか。ここでは、その理由を整理します。

 

 

覚えたつもりでも、実は身についていない理由

知識のインプットだけであれば、やる気次第で、書籍や動画などで独学することも可能です。しかし、学んだことは、実践(アウトプット)を通じて定着させなければ、あっという間に忘れてしまいます。研修の場でわざわざ時間を確保する意味は、まさにこの「アウトプットの機会」をつくることにあります。

 

 

一人では気づけない"盲点"に気づく瞬間

さらに重要なのが、一人で行うアウトプットではなく、他者との対話を通じた気づきです。同じ経験をしても、振り返り(内省)を通じて教訓に落とし込まなければ、それは単なる「経験」で終わってしまい、「学び」にはなりません。これは、経営学で「経験学習モデル(経験→内省→教訓化→実践)」と呼ばれる考え方とも重なります。日々の業務に追われる中で、立ち止まって内省する時間を意識的に取ることは、実はとても難しいことです。

 

例えば、「同じやり方で頑張っているのに成果が伸びない」という状態が続いていた方が、研修の中で他者と意見を交わすうちに、自分では気づいていなかった思い込みや行動のクセに気づく、というのはよくあることです。

 

一人で振り返るだけでは見えなかった視点が、対話を通じて浮かび上がってくるのです。研修という場を設けることで、内省の時間を確保し、他者の視点を取り入れることで、自分一人では気づけなかった発見につながります。

 

 

忙しいからこそ、あえて立ち止まる時間をつくる

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いわゆる「重要度×緊急度」で仕事を整理したときの、「重要だが緊急ではない」領域とも重なります。日々の業務の多くは「重要かつ緊急」なことで占められがちですが、会社や個人が本質的に成長するためには、この「重要だが緊急ではない」時間をいかに確保できるかが鍵を握ります。研修は、その時間を意図的につくる機会そのものなのです。

 

 

同じ研修でも、「効果が出る研修」「効果が出にくい研修」がある理由

同じ内容の研修を受けても、「効果があった」と感じる場合と「効果がなかった」と感じる場合があります。その差は、研修の中身そのものよりも、選び方や進め方のちょっとした違いから生まれています。

 

 

「効果がなかった…」と感じる研修、実はこの3つが主原因

効果が出にくい研修には、共通するパターンがあります。

・受講者が「なぜ受けるのか」を理解しないまま参加している

・内容が受講者のレベルに合っていない

・座学中心で、聞いているだけの時間が長い

 

 

研修前のたった一手間で、結果が変わる

こうした状態を避けるためには、研修を導入する前に、目的とゴールを明確にしておくことが欠かせません。事前に経営者や現場の課題感を丁寧にヒアリングし、それに沿った内容で設計してくれる研修を選ぶことをおすすめします。

 

目的が曖昧なまま「とりあえず研修を受けさせる」だけでは、参加者にとっても「やらされ感」の強い時間になってしまい、せっかくの投資が活きません。

 

 

「研修を受けた」で終わらせない工夫

あわせて、研修の中に「自分の仕事に置き換えて考える」機会や、実際に手を動かすアウトプットの時間がどれだけ設計されているかも、効果を左右する重要なポイントです。聞くだけで終わる研修と、自分ごととして考え、言葉にする時間がある研修とでは、受講後の行動の変わり方が大きく異なります。

 

例えば、内容がどれだけ立派でも、「自社にどう当てはめるか」を考える時間がなければ、研修は「ためになる話を聞いた」で終わってしまい、現場の行動にはつながりません。

 

 

知っておくと得する、国の後押し制度

なお、外部研修の導入にあたっては、内容によっては人材開発支援助成金など、国の助成制度が活用できることもあります。

 

 

社内教育だけでは得られない力を、研修で引き出す

研修は、「受ければ必ず成果が出る魔法」ではありません。しかし、目的に合った内容を選び、対話やアウトプットを重視した設計にすることで、社内だけでは得られない気づきや成長を引き出すことができます。

 

当社、大阪経営クリニック株式会社は「イキイキ働く大人を増やすことで、子どもが将来にワクワクできる社会を創る」という思いのもと、企業様それぞれの課題に合わせた研修設計や、現場での行動につながる学びの場づくりを大切にしています。プロアスリートも実践する思考法をベースにした「自律型人材育成研修」など、自ら考え行動できる人材の育成を通じて、人材が定着する組織づくりのお手伝いをしています。

 

限られた時間とコストだからこそ、「何のために」「誰に」「何を持ち帰ってもらうのか」を明確にして選ぶことが、投資を成果に変える一番の近道です。研修選びに迷われた際は、今回お伝えした視点をぜひ参考にしてみてください。

 

 

図1.jpg大阪経営クリニック株式会社(だいしんシェアオフィス会員)

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